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教育者, 将軍, 栄養士, 心理学者, 親はプログラムする. 軍隊, 学生, 一部の社会はプログラムされる. - 計算機プログラムの構造と解釈 序文

初めてのサーバーOSの選び方(Linuxか?BSDか?Soralisか?)

 自分が始めてサーバーを構築しようと思った時にまず迷ったのがどのOSを選ぼう。。。という事でした。
今までWindowsしか使った事が無かったので。
(中学の頃にFreeBSDを入れて、ゲームできないじゃん!って事で1週間で消したのはノーカウント)

OpenSoralis
FreeBSD
NetBSD
OpenBSD
Linuxの各種ディストリビューションCentOS/Debian/UbuntuServer etc...)


沢山あるなぁ。。。どうしようwってなりました。
知識として多少はUnix系とLinux系の違いや、各種ディストリビューションの事は知っていましたが、
んで、何使えば良いの?
って感じでした。


 恐らく、同じ所で悩んでしまう私と同じA型人間は多いと思いますw
なので”初めて”という意味で、最適と思った選び方を紹介します。


 まず、結論としては何でも良いと思います。
結婚とは違い、選んだOSを一生使い続けなければいけない、という訳ではないのでとりあえずインストールして触るのが大事です。

上記の本「ハッカーと画家」でポール・グレアムが語っている通り、ソフトウェア開発はとりあえず書き始める、行動するのが大事です。


 ぶっちゃけ、初めて学ぶのに設計思想とかを文字で読んでちゃんと理解し、選べる人なんて居ないと思います。
Debianは純血の処女好きが選ぶディストリビューションなんて言われても、ワケワカでしょう。
処女厨Debian選べばいいかも、この逸話を知った段階でDebianが好きになったでしょうからw)
そういった事を理解して選択出来る様になるのには、多くのOSを実際に使ってみて経験を積んだ後です。
ちなみに、前の会社にOpenBSDの開発に名を連ねる人が居ますが、Linuxはカーネルのソースが汚くて目が腐るから嫌いって人がいましたw


 んじゃ、どうしようか?って事になりますよね。
何でも良いのは知ってるんだよ、何でも良いから困ってるんだよって話で。
了解です、解っております。


 まず一番良いのは、リアル/ネット問わず周りに実際に使っている人が居るなら、その人と同じ物を選択する。
これが最高です。
インストールから基本的な事まで実際に聞けるからです。
設定ファイルを送って、何がおかしいのか見て貰う事も出来ます(自分もそうしてました)。


 次に良いのは、書籍の多さです。
インターネットの検索数じゃなくて、書籍です、本。
ネットに流れている情報は、ここのブログの様に簡単に流せる故に間違った情報や解り難い情報も多いです。
本は簡単には作れない故にレベルが高い率が多いです。
実際に本屋に足を運んで、立ち読みして、解り易い!と思った本に出合えたら、その本が題材にしているOSを選びましょう。
 ただ、初めて何かを学ぶ時には、その本自体が良書なのか糞本なのかすら解りません。
そういう時こそ、ググりましょう。
Linux 良書
とかで。


 ちなみに、私のお勧めとしては

上記の本、Debian GNU/Linux徹底入門第3版 Sarge対応です。
自分はDebianを選んで、これを買いました。
インストールからシェルの使い方、ApacheやDBのインストールまで非常に解りやすかったです。


 あ、ちなみに。
最初からCUIは不安だからGUIで、、、と思っている方へ。
自分もハマったんですがビデオカードATIは止めておいた方がいいです。
Fedoraをインストールしようとした時に、なぜかCUIにしかならない。
なぜ?と、なりました。
FedoraではATI系が弱いそうです。
Ubuntuでは問題なく動きましたがw