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教育者, 将軍, 栄養士, 心理学者, 親はプログラムする. 軍隊, 学生, 一部の社会はプログラムされる. - 計算機プログラムの構造と解釈 序文

RubyKaigi2011を終えて #rubykaigi

こんにちわ!こんにちわ!RubyKaigi2011当日スタッフの小イオリです。皆さんRubyKaigi2011は楽しかったでしょうか?僕はとても楽しかったですし、不覚にも感極ってしまいました。感極らない様に努めていたんですが、、、くやしい(笑)
RubyKaigiという場所は僕にとってとても思い入れのある大切な場所なので、とても良い形で終わることが出来て良かったなぁ...と思っています。
RubyKaigiと自分自身のことについてつらつらと書き綴ります。相変わらずの文才の無さに嫌になってくる(笑)

自分にとってのRubyKaigi

RubyとRubyKaigiは自分の人生に大きな良い影響を与えてくれました(大真面目)。サンデープログラマーだった僕が職業プログラマーになれたのは、確実にRubyKaigiでの出会いが切欠だからです。RubyKaigi2010の当日スタッフをやっていなかったら、自分は今の職場に居ないんだろうなと考えると感謝の気持ちで一杯です。
ありがとう、RubyKaigi。

Rubyをやるきっかけ

いや、"日本人が作った言語でたくさん使われてるのあるの!?すげぇ!"って、ただそれだけだったんですよね。当時はRubyの良さとか解るほどLLやったことなかったですし。
もともと初めてプログラミングをしたのは小学校6年生の頃だったと思います。結城先生の"Perlで作るCGI入門 生きたホームページを作るために 基礎編"でifとforなんかがどうしてゲームになるのか解らなくて挫折したのが最初です(笑)それでも中学生のころにCをやってみたり、高校の情報技術科でCで組み込みをやったりしてました。マイコンカーやNゲージの制御とか。
ただ、高校で音楽にハマって音楽の専門学校に行って映画や音楽の仕事をつい5ヶ月前までしていました。ただやっぱりプログラミングがしたくて、サンデープログラミングで何の言語を学ぼう?と色々調べて選んだのがRubyでした。
当時はプログラミングからすっかり遠ざかっていたので、"日本人が作った言語で世界に広まってるのがあるの!?すげぇ!!"って思ったもんです。それが多分、2009年の1月くらい。プログラミングを自分の中でガチで始めたのってこの時からなんだよな〜。
そう考えるとまだ3年たってないのか、、、
あの時にRubyを選択していなかったら全然違う人生(多分、悪い意味で)だったと思うとこれまた感慨深い。

やっぱりいいなと思う

みんな目が輝いているんですよね。特に初めてRubyKaigiに来た学生さんとか、初めてスタッフやった方とか。去年の自分もあんなだったのかな?そうだったらいいな。
スタッフをやって2年目ですが、普段会えない人とたくさん会えて同窓会みたいで楽しいんですよね。一番遠い人はフランスからスタッフをしに来ますし!そういったこともあって打ち上げの席で、高橋さんにRubyKaigiが無くなると一生会えない人が出てくるから何らかの形でこういったイベントを続けて欲しいとお話しました。「どんなのがいい?」と言われたので「例の温泉旅行(笑)」と答えました(笑)
あと、来てくれるお客さんもスタッフも本当に良い人が多いですよね。個人的にみんなと遊びたくてスタッフやってるってのもあります。

!RubyKaigiについて

今年は!RubyKaigiというアンカンファレンスが行われました。みなさん、少しは覗いてくれたでしょうか?
この企画運営をやってみない?と言われ、物凄い悩んでお受けしました。まずアンカンファレンスって何か知りませんでしたし、企画を練って、、、というよりはライブ感溢れるモノなのでハードルたけぇ!って(笑)
でも、蓋を開けたら大盛況で本当に良かったです。
二日目の朝からスケジュール表みたいなのをペンで書き始めて、手伝ってくれたみんなと「もっとこうしたら人が来るんじゃないか?」って話して試して、本当に人が来て(笑)とても楽しい企画でした。あ、Rubyの絵を書くのがとても上手になったよ!!!(笑)Rubyの絵ならコミッターにも負けねぇ!!(ドヤァ
またなんちゃらKaigiがあればやりたいな。次はもっと上手く出来ると思う。



るびーかいぎよっかめ

笹田研で行われたasakusa.rbに行ってきました。発表も質問も全部英語でびっくりしました。基礎学力が違いすぎた。
ひたすらビールを飲んでいました(苦笑)誰かにぶつかられてビールをこぼしてしまい、笹田先生に謝りました。

これから目指す処

ここはあんまりRubyKaigiは関係ないかも。この先を読む前に一言、スピーカーとしての能力を高めたり発表することはとても素晴らしいことだと思っています。
今回皆さんの素晴らしい発表を裏方として支えることが出来て、本当に楽しかったしやりがいがあったんですね。それで、自分はやっぱり壇上に上がって何か話したりすることには今のところ興味がないなーって思ったりしました。勉強会の発表とかは好きなんですけどね。KaigiFreaksとして配信を手伝ったり、!RubyKaigiのスケジュールの紙を作ったりするのが一番楽しいです。
あ、Web業界に少しずつ"勉強会やカンファレンスで発表したことが無い技術者は駄目な技術者だ"って認識が広まりつつある気がします。発表している人に凄い技術者が多かったり、そういう人に人や情報が集まるのは解るのですが、スピーカーとしての能力と技術力はeqじゃないのでその辺は気持ち悪いです。
弊社の仲間が「プログラマーの評価は書いたコードが全て」と言っていて、本当にその通りだな〜と思いました。自分もそこで評価されたい(会社の評価じゃなくてね)。小飼弾さんがどんなコードであれコードを公開している人はみんな尊敬しているって書かれているのを読んで目から鱗だったんですね、確かにそうだと。そのときからブログやgithubに自分のコードを晒し始めました。もしスピーカーをやりたくなったりしても、プログラマーとしての評価はコードでされるべきだと思います。
繰り返しますが、スピーカーとしての能力が高いことは素晴らしいことですし、発表することはとても有意義だと思っています。それでも、そういうことをしていないのが駄目な技術者だってことには異を唱えたいのです。
それで、自分はまずスピーカーとしての能力よりも技術力をしっかりと身につけたい。その為に勉強会で発表をしたりすることはあるでしょうけど、それは目的が違うんですね。
この記事に入れるか悩んでいたんですが、RubyKaigi2011の当日スタッフをすることで吹っ切れたのでこの記事の中に含めました。

最後に

運営委員のみなさん、当日スタッフのみなさん、そして会場に来てくださった方、ustで見てくださった方、本当にありがとうございました。RubyKaigiとは違う形でこれからもよろしくお願いします。