読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

紺屋高尾

ぬしの女房はんに、わちき、なりたいんざます。来年三月十五日、年季(ねん)が明けるんざます。そのときは眉毛落として歯に鉄漿(かね)染めて、ぬしの傍に参りんすよって、お内儀(かみ)さんにしてくんなますか?

科学嫌いな人と技術者に読んで貰いたい #良書紹介_ なぜ「科学」は

良書紹介




 僕は学校で科学が嫌いだった。
しかし、この本はそんな人にこそ読んで欲しい。
だって科学嫌いだった僕がこんなにも驚き、楽しみながら読めたんだから!


 そして、技術者にも読んでもらいたい。
科学はウソをつかないが、人間はウソをつく。
科学者をエンジニアやプログラマに置き換えて読むと、、、
ドキリとする部分とワクワクする部分で一杯だ!





  • はじめに
  • 第1章 色あせた科学
    • なぜ科学は輝きを失ったか
    • 物理学を味わうには文学的想像力が必要だ
    • ノーベル賞受賞が浮き彫りにした科学の空洞化
    • テレビ局という超文系社会で軽視される科学
    • マスコミの科学音痴を直せ
    • 物理帝国の崩壊とモノづくり日本の危機
    • 働かざる学生、食うべからず?
    • 高学歴ワーキングプアに解決策はあるか
    • 日本で科学者育成が機能しない理由
  • 第2章 科学の闇
    • 法学から科学への転向
    • 科学革命の裏に迫害の歴史あり
    • 他人事でない恐竜絶滅の原因――「死のビリヤード」は予見できるか
    • 日本発の科学革命――iPS細胞研究の世界戦争
    • はみ出しものが科学革命を起こす
    • 科学の世界もカネと権力次第
    • マイナスイオンとクラスター――疑似科学が氾濫する日本
    • 一寸先は科学の闇
    • 敵はどこにいる?
    • 有名教授からの異常な攻撃
  • 第3章 原子力は本当に怖いか?――エネルギー問題の本質とは
    • 原子力問題を論ずる前に
    • 風力や太陽光ならよいのか?
    • 「原子力容認派」というスタンス
    • マスコミは「不安」ばかり煽る
    • 自然エネルギーは原子力に代わり得るか
    • クリーンエネルギーの課題は「コスト」
    • 宇宙エレベーター」がエネルギー問題を解決する?
    • 日本人が開発した夢の素材
    • 究極のクリーンエネルギーは「核融合」だ
    • 核融合までの「つなぎ」としての高速増殖炉の必要性
    • 高速増殖炉をめぐる世界各国の思惑
    • もんじゅの停止に潜む本当の問題――八〇〇〇億円のゆくえ

  • 第4章 エコロジーのエコノミー
    • エコロジーか、エコノミーか
    • 気候学者VS温暖化懐疑論
    • 「環境」=「自然」ではない
    • 身近な環境破壊に鈍感な日本人
    • 諫早湾干拓における科学の罪
    • 正しい二酸化炭素の減らし方とは
    • 地球温暖化の原因は本当に二酸化炭素なのか
    • コンセンサスが正しいとはかぎらない
    • 気温のデータは嘘だらけ?
    • キリマンジャロの雪が解けたのはなぜか
    • 現代の不平等条約――京都議定書
    • なぜ日本は京都議定書に調印したのか
    • IPCCとはどのような団体か
    • ツバルを守るのに、世界中の海面を調整する必要はない
  • 第5章 殺されるペットたち
    • 身近な猫の死から感じた生命の不思議
    • 国の税金で殺される二九万頭のペットたち
    • ペット殺処分問題の解決策を探る
    • 厚労省と環境省の対立が問題を生み出した
    • 犬の殺処分率を8%にまで減らした熊本市
    • 全ペットにマイクロチップを
    • 「ふつうの人々」のもつ残酷さ
    • 小さな命の大切さを理解する
  • 第6章 真実はつくられる――DNA鑑定と検視の問題
    • 足利事件の冤罪判決――科学は何を誤ったか
    • DNA鑑定という諸刃の剣
    • 検視制度が生んだ「殺人天国」日本
    • 「理系」内閣で日本は変われるか
  • エピローグ――それでも科学は役に立つ/それでも科学を応援したい
    • 宇宙開発はロマンか無駄か
    • 「科学は役に立つか?」という問いにどう答えるか
  • あとがき――それでも科学を応援したい


 冒頭にも書いたとおり、僕は科学の授業が嫌いでした。
なので、科学については全然詳しくないので反証とかは出来ません。
ただ単に、驚き楽しんで本を読めました。


 また、この本の趣旨である科学の闇の部分についても触れないで置きます。
それこそが著者の伝えたい所であり僕も驚きを感じた部分なのですが、それよりも知らなかった事に対する驚きと楽しさが大きかったので。


 これからする紹介で、科学に詳しい方からすると的外れな事を書くかもしれません。
そういう部分があれば、コメントでツッコミ入れてくれると助かります。

P.48
第2章 科学の闇


クーンの考えでさえ、
「ふつうの科学者は、フツーッぽい科学しかやっておらず、それは重箱の隅をつつくようなパズル解きの仕事にすぎない」
という(革命期ではない)通常期の科学の話は、あまり科学者の話題にはのぼらない。

 これ、科学者をプログラマにしたらどうでしょうか?
サラリーマンでもいいです、自分自身の肩書きや仕事を当てはめてみて、"そんな事ない!"
そう胸を張れる方がどれくらいいるでしょうか?
自分はちょっとドキリとしました、そして同時にもっと奇天烈な事やってやると思いましたw


 また、

P.49
第2章 科学の闇


ファイヤーベントの思想は過激で、
「科学の進歩にパターンなんてない。なんでもありだ」

なんていうのも、科学を自分が身を置いている業界に置き換えるとワクテカしますね。
型にハマッた思考や行動を捨てて、常識破りな思考と行動が大事と僕は取りました。
読んだ瞬間テンション上がりました。


 そして一番驚いたのが宇宙エレベーター軌道エレベーター)が現実の物となる日が近いって事です!!!

こんなんが出来てしまうらしいです。

P.94-96
第3章 原子力発電は本当に怖いか?


 つまり、宇宙エレベーターのケーブルは、すごく強くないとダメなのだ。
宇宙エレベーターのケーブルの強さ-引っ張り強度という-は、鋼鉄の一八〇倍くらい必要になる。
 現状では、地球上にそんな強いロープをつくる素材はない。
唯一可能とされるのが「カーボンナノチューブ」という炭素素材だ。


(省略)


 そして、おそらく強度が鋼鉄の一八〇倍程度のものも、数年で出来るだろうといわれている。

 そして、宇宙エレベーターは2兆円で出来てしまうらしいです。
また著者は30年後から50年後にアメリカが最初に作り、日本はそれを使わせて貰う事になるだろう、と。


 僕が不慮の事故を起さなければ、生きている間に宇宙エレベーターが出来る!!!
物凄い感動しました。
ガンダム00の世界が50年後に来るとは思わなかったwww