科学嫌いな人と技術者に読んで貰いたい #良書紹介_ なぜ「科学」は
僕は学校で科学が嫌いだった。
しかし、この本はそんな人にこそ読んで欲しい。
だって科学嫌いだった僕がこんなにも驚き、楽しみながら読めたんだから!
そして、技術者にも読んでもらいたい。
科学はウソをつかないが、人間はウソをつく。
科学者をエンジニアやプログラマに置き換えて読むと、、、
ドキリとする部分とワクワクする部分で一杯だ!
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冒頭にも書いたとおり、僕は科学の授業が嫌いでした。
なので、科学については全然詳しくないので反証とかは出来ません。
ただ単に、驚き楽しんで本を読めました。
また、この本の趣旨である科学の闇の部分についても触れないで置きます。
それこそが著者の伝えたい所であり僕も驚きを感じた部分なのですが、それよりも知らなかった事に対する驚きと楽しさが大きかったので。
これからする紹介で、科学に詳しい方からすると的外れな事を書くかもしれません。
そういう部分があれば、コメントでツッコミ入れてくれると助かります。
P.48
第2章 科学の闇
クーンの考えでさえ、
「ふつうの科学者は、フツーッぽい科学しかやっておらず、それは重箱の隅をつつくようなパズル解きの仕事にすぎない」
という(革命期ではない)通常期の科学の話は、あまり科学者の話題にはのぼらない。
これ、科学者をプログラマにしたらどうでしょうか?
サラリーマンでもいいです、自分自身の肩書きや仕事を当てはめてみて、"そんな事ない!"
そう胸を張れる方がどれくらいいるでしょうか?
自分はちょっとドキリとしました、そして同時にもっと奇天烈な事やってやると思いましたw
また、
P.49
第2章 科学の闇
ファイヤーベントの思想は過激で、
「科学の進歩にパターンなんてない。なんでもありだ」
なんていうのも、科学を自分が身を置いている業界に置き換えるとワクテカしますね。
型にハマッた思考や行動を捨てて、常識破りな思考と行動が大事と僕は取りました。
読んだ瞬間テンション上がりました。
そして一番驚いたのが宇宙エレベーター(軌道エレベーター)が現実の物となる日が近いって事です!!!
P.94-96
第3章 原子力発電は本当に怖いか?
つまり、宇宙エレベーターのケーブルは、すごく強くないとダメなのだ。
宇宙エレベーターのケーブルの強さ-引っ張り強度という-は、鋼鉄の一八〇倍くらい必要になる。
現状では、地球上にそんな強いロープをつくる素材はない。
唯一可能とされるのが「カーボンナノチューブ」という炭素素材だ。
(省略)
そして、おそらく強度が鋼鉄の一八〇倍程度のものも、数年で出来るだろうといわれている。
そして、宇宙エレベーターは2兆円で出来てしまうらしいです。
また著者は30年後から50年後にアメリカが最初に作り、日本はそれを使わせて貰う事になるだろう、と。
僕が不慮の事故を起さなければ、生きている間に宇宙エレベーターが出来る!!!
物凄い感動しました。
ガンダム00の世界が50年後に来るとは思わなかったwww